旅人と故郷

 「私は地では旅人です。」(詩篇119篇19節)
これは聖書のみことばです。すべての人は、生まれた瞬間から、この地上を去るその時まで、ずっと道を歩き続けている「旅人」です。その途中には様々な出会いと別れがあり、また様々な喜びと悲しみとを経験します。そしてすべての旅人には、やがてその旅を終える瞬間が訪れます。それが死です
 
「これらの人たちは…地上では旅人であり、寄留者であることを告白していました。」(へブル人への手紙11章13節)
これらの人たちとは、ユダヤ人の先祖であるアブラハム、イサク、ヤコブです。彼らは、地上に私有の土地を所有せずに、旅人や寄留者のように、様々な地を巡り歩いて、天幕生活を送っていました。彼らは、豊かな財産に恵まれていましたから、広大な土地を手に入れて、地上で優雅な生活を送ることができましたが、しかし、彼らは、この地上で優雅な生活を送ることを全く望んではいませんでした。
 
「彼らが憧れていたのは、もっと良い故郷、すなわち、天の故郷でした。…神が彼らのために都を用意されたのです。」(16節)
アブラハムたちが、地上では旅人や寄留者のように生活していた理由がここに示されています。彼らが憧れていたのは、地上での優雅な生活ではなく、もっと良い故郷である天の故郷すなわち、永遠の天国に迎え入れられることでした。
 
「私たちの国籍は天にあります。そこから主イエス・キリストが救い主として来られるのを、私たちは待ち望んでいます。」(ピリピ人への手紙3章20節)
主イエス・キリストを信じている私たちクリスチャンも、アブラハムたちと同様に、私たちの国籍である天に迎え入れられる時を待ち望んで、地上の生活を送っています。
 
ぜひ一度、集会においでになられて、聖書から、神様と主イエス・キリストが用意してくださっておられる天の故郷についてお知りになられますようにお勧めします。