神の証し

 「神は、…ご自分を証ししないでおられたのではありません。あなたがたに天の雨と実りの季節を与え、食物と喜びで、あなたがたの心を満たすなど、恵みを施しておられたのです。」(使徒の働き14章17節)

神の存在は証明することができません。ここで言う証明とは数学のように論理を用いて証明することや、実験によって証明することを意味します。もし人間が神の存在を証明することができれば、神は人間の理性よりも小さいことになってしまいます。人間は有限であり、神は無限なのです。

神は聖書によってご自分が存在なさることを説明してくださいました。証明ではなく説明です。その一つが冒頭の御言葉です。神は「恵みを施して」「ご自分を証し」なさったのです。「天からの雨」「実りの季節」「食物と喜び」これらのものを神が与えてくださったと理解するには信仰が必要です。

神は「恵みを施して」くださったのですから、人間を愛してくださったのです。神は愛であるばかりか義なるお方です。このお方は人間を作ってくださったお方です。集会においでくださって、これらのことについて詳しくお話をお聞きになることをお勧めいたします。