選  び 

「主があなたがたを慕い、あなたがたを選ばれたのは、あなたがたがどの民よりも数が多かったからではない。事実あなたがたは、あらゆる民のうちで最も数が少なかった。」(申命記7章7節)

 イスラエルの民が約束の地に入る前に、神がモーセによって語られたことばです。頑固でごう慢な民を神の民として選ばれたのは、民に特別な点があったのでなく、神の愛とあわれみによることが、わかります。新約聖書に示されたことばによって、私たちも選ばれたことがわかります。

 

「あなたがたがわたしを選んだのではなく、わたしがあなたがたを選び、あなたがたを任命しました。」(ヨハネの福音書15章16節)

 このみことばはイエス様が12弟子に対して語られたのですが、今日の信者にもあてはめることができます。私たちはイエス様に任命された者です。

 

「自分たちの召しのことを考えてみなさい。…有るものを無いものとするために、この世の取るに足りない者、すなわち無に等しい者を神は選ばれたのです。」(コリント人への手紙第一1章26節)

パウロは、コリントの信者に自分たちの召しのことを考えるように教えました。選ばれた者のために主は、とりなしていてくださいます。(ローマ人への手紙8章33,34節)

 

「兄弟たち、自分たちの召しと選びを確かなものにするように、いっそう励みなさい。」(ペテロの手紙第二1章10節)というみことばに従って、いっそう励もうではありませんか